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4月例会 ”学んで守ろう!みんなの名水”

”学んで守ろう!みんなの名水”を結とぴあにて開催しました。

 


第1部では大野市 産経建設部 建設整備課 湧水再生対策室 主事の片瀬靖規氏による講演でした。地球上にある水の量は13.86億キロリットルあり、そのうち使用できる水の量はたった2.5%。お風呂からするとスプーン一杯程度しかないという事実を教わりました。また大野市の4人家族で使う水の量は1日平均で約1000リットルもあるという事に衝撃を受けました。

 


第2部の自然工房 野遊学舎 矢村健一氏はレコーダーを使いカエルの鳴き声を聞かしてもらえるなど、ユニークな講演でした。
大野市だけではなく水生生物全体の数が減少している。理由として水田の整地でコンクリート化されていった事や
外来種による生態系の崩れ、また土壌汚染などがあげられるとの事です。自分が飼った生き物は途中で川や森に放流するのでなく、最後まで責任を持って育てる事の大切さを伝えてもらいました。

 


最後のグループワークでは、一般参加者とJCメンバーで水を節約するにはどうしたらいいのか。何が水を汚している原因なのかを一緒に考えました。
今回は小学生達の参加もあり、両講師とも大人から子どもまでわかりやすく興味深い内容の講演でした。
この例会を通して、大野市の水資源やその周りにいる生き物は無限にあるものではなく、希少で尊いものである事を実感しました。またそのような想いをこの大野の未来を担う子ども達にも引き継いで行って貰えたら、と思う次第であります。





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