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理事長所信


2020年度公益社団法人大野青年会議所

理事長 葭安 啓貴

 

所  信

はじめに

平成という時代が終わり令和2年を迎えた2020年は、56年ぶりの東京オリンピック開催など国内の機運が高まる一方、その後の2020年問題や世界情勢の不安、少子高齢化による労働力不足、国内各地で多発する未曾有の大災害への対策など多くの課題も抱えています。

令和に時代が変わり社会情勢はどんどん変化していき、第4次産業革命の到来、さらには第5次産業革命の萌芽により私たちの生活も変化を余儀なくされます。情報化の波が押し寄せて何が真実なのか見極めることも難しくなるでしょう。多様な情報が飛び交い急激に変化していく社会に自分を見失いその場しのぎにならないようにしっかりと物事に向き合い、立ち向かっていく強い意志が大切であり必要になると考えます。そのためには自分の軸をしっかりと持ち、夢や理想を常に意識することが重要です。変化に合わせて変えていかなければならないものもあれば変えてはいけないもの、変えられないものもあります。そのものをどのように判断するのか、それがとても重要で大切になるのではないでしょうか。そのためにも周りの人の感情や様々な考え方、価値観、立場や状況を見据え自分のものの見方を改めて、相手の立場になって物事を考えることで幅の広い見方や価値観を身につけていきましょう。これまで私自身も多くの先輩方に教わり、会議や例会、事業により多くの学びや経験をさせて頂きました。本年、理事長職をお預かりするにあたり、この貴重な経験と知識を次代に繋げていくためにも多くの気づきや学びの機会を提供し、他人事ではなく自分事として地域を捉えられる気持ちを育み、「結の故郷 越前おおの」を持続可能な地域へと導けるようにJAYCEEの自負と覚悟を持って運動を展開していきましょう。

 

持続可能なまちづくり

中部縦貫自動車道の県内全線開通、北陸新幹線の延伸に伴い北陸地域は国内外より多くの関心が高まっており、経済や観光の分野においても2023年の開通に向けて大きなチャンスと期待をされています。この大野市においても同様に東の玄関口として人や物の動きが大きく変わることで交流人口の増加、新たなビジネスチャンスの拡大が期待をされます。このチャンスを最大限に活かしたまちづくりを進めていくために地域社会としっかり向き合い課題や問題点、可能性をしっかりと把握する必要があります。私たちの住み暮らす大野市は北陸の小京都と呼ばれる城下町、築城440年を迎える越前大野城を始め、伝統や歴史、自然、人と魅力的なものが数多くあります。この魅力を過去にとらわれず柔軟な発想で、私たちだからこそ出来るまちづくりとは何か、今だからこそ出来るまちづくりとは何かを考え、行政や他団体との連携も視野に入れ、先を見据えた新たなまちづくりに挑戦して参ります。

未来を担う子どもたちの育成

子どもたちは、地域の宝であり、未来を担っていく存在です。近年、児童虐待やSNSなどを利用したいじめなど悲しい出来事が多く、子どもたちを取り巻く環境は複雑で多様化しているのかもしれません。私たちの幼少期と比べても変化が激しく対応することが難しい時代であることは間違いありません。そのような時代であっても子どもたちには未来に大きな夢を描き、目を輝かせながら日々を過ごしてほしいと考えます。そのためには私たち大人が夢を持つことの大切さや、努力をすることで得られる学びや喜びをしっかりと伝えていくことが重要です。普段の生活では得られないような体験を通して新たな発見をしてもらい、相手を思いやる心や自立心を育んでほしいと考えます。青年会議所だから出来る事業を展開し、未来を担っていく子どもたちには様々な体験と出会いを通して光り輝く夢を描ける運動を展開して参ります。

魅力溢れる青年経済人

私たちは明るい豊かな社会の実現に向けて活動を展開していますが、普段は様々な職種や立場で経済活動をしています。その経済活動こそが地域社会に必要不可欠であり自社の発展が無ければ青年会議所活動もままなりません。言い換えるならば自社の発展により地域経済が活性化すれば持続可能な地域へと繋がります。その為にも経営に携わる者として必要とされる資質を高めていかなければなりません。判断力や数字を読む力、事業の目的など社業を永続、発展させていくために必要な資質は青年会議所活動にも繋がる部分が多く、双方を追い求めることでより一層の効果が生まれます。また、2015年に開催された国連持続可能な開発サミットにおいて、先進国を含む国際社会全体の2030年に向けた環境・経済・社会について達成すべき17のゴールと169のターゲットで構成される「持続可能な開発目標(SDGs)」が採択されました。「SDGs」は、我々の地域社会や企業が発展するために知らなければならない社会が抱える課題が包括的に網羅されており、持続可能な地域社会や事業を展開していくためのツールとして、積極的に取り組む機運が高まってきています。「SDGs」に最大限貢献するためには、「SDGs」の理解、優先課題の決定、目標の設定を行い、具体的に行動していくことが必要であり、その行動の先には、地域社会の課題解決、企業の経営リスクやビジネスチャンスへの対応に繋がるのです。明日の社会を創る青年経済人として、自らを磨き、輝く存在になることを全会員で目指して参ります。

影響力のある組織づくり

地域のことを考える青年が一人でも多く集うとそこにはどんな力が生まれるのでしょうか。会員拡大と事業は青年会議所活動において両輪です。会員数は組織の力であり、予算面でも事業の選択肢を広げることができます。1人では愚痴に聞こえてしまう事も、10人集まれば声になり、100人集まれば力になると言われています。地域のことを考える同志を一人でも多く増やすことが出来れば、青年会議所活動の原動力となり、明るい豊かな社会の実現に向け、より良い事業を展開出来ます。しかしながら、新入会員を増やすだけでは拡大とは言えず、JC運動の本質を理解して、今何をしなければならないかという現状を把握し、目的をもって活動できる主体的な人財に成長させることこそが重要です。近年は在籍年数が浅いメンバーが増えていて、先輩諸氏によって紡がれてきた歴史と伝統を伝えることができるメンバーが年々減少しているのが現状です。そこで学びの機会をつくり、JAYCEEとして一人ひとりが自信と誇りを持って青年会議所活動に取り組む体制を築き、魅力と影響力のある組織を全会員で目指して参ります。

 

~結びに~

2010年に大野青年会議所に入会をさせていただき、単年度制の中で多くの役職や経験をさせて頂きました。時には家庭や仕事の事情で断ろうと考えたこともありましたが、「出来ないとは言わない」という、社業の修行でお世話になった企業での教えが礎となり、自分なりの挑戦でした。出来ないと答えた時点で成長は無いから出来る方法を考えなさい。また、立場には必ず役割があるから出来なくても何をすべきか考えなさいと。考えることで成長し、行動に繋がるのだと思います。何よりもJCで活動することを自らが選択をして入会をしました。この活動の裏には自分のことを信じ、家庭を守ってくれる家族、そして会社を守ってくれる社員がいることを忘れてはなりません。誰もが幸せと感じられる社会は、誰かが実現してくれるものではなく、我々の行動により実現するものです。明るい豊かな社会の実現に向けて自らの信念を強く持ちJAYCEEであることへの自負と覚悟をもって歩み続けていきましょう。

基本方針

1.剛毅果断で新たなまちづくり

柔軟な発想による先を見据えた事業を実施します。

2.剛毅果断で光り輝く次代の育成

夢を描ける青年会議所だからこその事業を実施します。

3.剛毅果断で地域を牽引するリーダーの育成

青年経済人としての資質向上を目指した事業を実施します。

4.剛毅果断で必要とされる組織への成長

全員拡大と新入会員へのフォローアップ事業を実施します。

5.剛毅果断でJAYCEEとしての誇りと覚悟を

全会員で目的達成のために助け合い個々の役割分担を明確にします。

 

運営方針

1.青年経済人としての自覚と成長

2.目的意識を持ち他者への還元を常に考えて行動

3.限られた時間の中で質の高い会議の運営

4.家庭や会社への感謝を忘れず積極的な挑戦

5.タイムリーな情報発信

 

 

 

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