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2012年01月24日
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理事長 山田 拓郎
今、この混沌としている社会において明るい希望を抱いている人は一体どれだけいるのでしょうか。バブル経済が崩壊し、もはや「失われた10年」と呼ばれた時代が、今では月日が嵩み「失われた20年」とまで言われるようになってしまいました。何もかも他人任せになりすぎて、優しさや思いやりの気持ちが薄れ、いつの間にか「自分だけが良ければいい」といった風潮も目立つ社会になり、国民が一丸となって今の経済を立て直す結束力までもなくなりつつあるのではないでしょうか。
先の見えない政治に身を任せ、連日メディアが報道する内容を鵜呑みにし、自分たちの目や耳で実際に確認もせず、すべてを人任せにしているような気がしてなりません。
我が国においても歴史に刻まれるであろう未曾有の東日本大震災が起き、今まさに大変な状況下の中、早期の復興が求められています。かつての日本は幾度かの国難を乗り越え、荒廃したまちを若き青年たちの力で復興してまいりました。今まさに当時の「日本の復興は若き青年の仕事である」の思いを甦らせ、新しい日本を築き上げるためにも私たち青年経済人一人ひとりが英知と勇気と情熱をもって、高く強い志でこの困難を生き抜く、そして立て直す気概が必要ではないでしょうか。
本年(社)大野青年会議所は創立45周年を迎えます。創立当時の思いを私たちは今45年間という長い年月を経て受け継いでまいりました。しかし、時代の流れは必ず変わります。私たちはこの厳しい時代を生き抜くためにも変化に対応していかなくてはいけません。そこで今一度「自分たちの役割は何か」「何のために活動をしているのか」「何のために相集うのか」このような物事の本質を自分自身に問い質す時期ではないでしょうか。
本当に厳しい時代です。ただ活動をするのではなく目的意識を高めるために、今一度「何のために」と自分自身に問い質してみましょう。この一言で行動する範囲や考えも格段に大きく広がります。この45年という長い歴史を振り返り、活動の根底を見据えていこうではありませんか。
今まさに「原点回起」しなければいけません。原点に帰るだけでなく、今原点に帰り勇気を振り絞り立ち上がらなければいけません。私たち青年が立ち上がらずに誰が立ち上がるのか。青年会議所の創立時の初志を今一度受継ぎ、元気ある日本そして我がまちを甦らせようではありませんか。私たち日本人は力強い精神を宿している国民です。その先人たちから受け継いだ精神や気概をもって取り組めば、必ず明るい豊かな社会の実現は可能であると信じています。縁あって集まった仲間たちと手を取り合い、この困難に立ち向かい、励ましあい、助け合いながら物事の本質を見極め、原点回起しようではありませんか。
必ず、私たちなら出来る。勇気を振り絞り自分自身を奮い立たせよう。
私たちの活動は時に揶揄され誤解をされることがあります。私はその理解を得られないことに対して非常に大きな抵抗感を感じることがあります。青年会議所の活動をもっと地域に知ってもらい、理解していただくことで、本当の公益的なつながりを求めていくことが本来の活動の意義ではないでしょうか。
今、青年経済人に求められていることは、地域の人との信頼と約束であり、人間味あふれる本当に必要とされる活動や人材だと考えます。すなわち他人の利益を重んじ、他人が利益を得られるようにと振舞おうとする利他心が大切だと思います。その活動の根源はやはり、どれだけ自分たちの住み暮らす地域を大切に思っているか、どれだけ可能性を秘めているかを見極めながら、自分だけが良ければいいという心を捨てたみんなの為にと強く思う事で、新たな活動のきっかけが生まれるのではないでしょうか。
自分たちの仕事においても同じことが言えると思います。どれだけ自信を持って事業を展開し、どれだけ胸をはって仕事をして、地域に一体どれだけ貢献しているのか、そのような気概や志が必ず地域に認められ、そして更なる飛躍の可能性を秘めた若き青年経済人が真に必要とされていると思います。
単なるリーダーシップではなく、本当に理解され、切望され、また信頼されるリーダーシップをとるべき時期に来ています。地域の声に耳を傾け、地域の人たちが懇願している諸問題や青少年教育の問題、さらには自分たちにもかかわる地域経済の問題などに着目した活動を真のリーダーシップをとって進めて参ります。
しかしながらそのリーダーシップをとるべきメンバーの減少という危機にさらされているのも現実であります。私たちの活動には必ず仲間が必要となります。多くの青年と同じ志を持ち、活動に対する活動目的を共有しなければ目的は達成することは困難であると考えます。いま急務である会員拡大の活動も、必然的に会員候補者が集まってくるような事業の展開やタイムリーな活動報告、透明性ある情報の公開により、必ず解決できると考えます。そして多くの仲間と相集い力を合わせて、元気のないこの地域経済の起爆剤となるような活動を進めていきましょう。
地域経済の復活は私たちの真剣な活動にかかっているといっても過言ではないでしょう。時間は刻々と過ぎていき、気がつけば「失われた30年」と嘆くのはもう避けたい。考えるだけ・人任せにしているだけではこの状況を打破することは非常に困難であると考えます。私たちが使命感と、困難な時代に立ち向かう気概を持ち、原点回起することにより、安心して成長できる地域経済は必ず実現できるはずです。いつの時代も青年は勇気をもって志高くいつまでも挑戦することが使命であると考えます。
せっかく頂いた命を私たちはどう使うのか。今立ち上がる時が来た、大野人・先輩諸兄の精神を受継ぎ、輝かしい未来を夢見ながら、若き青年たちの力で原点回起しようではありませんか。
大丈夫、必ず実現できる。仲間と共に勇気を持って取り組もう、愛する家族や地域の為に。
1.原点回起するために、人間(ひと)としての基本ルールを重んじる青年であること
地域のリーダーである人間(ひと)は、社会のルールや自分たちの決めたルールを深く重んじるべきであり、人間(ひと)として当たり前のことを当たり前にすることから、自ずと組織の士気が高まり、その直向きで真剣な姿が地域からの理解が得られ、必然的に同じ志を持った仲間が集まる。
2.原点回起するために、次世代育成の必要性を見極めること
教育開発は避けては通れない重要な問題であり、人間育成がすべてと言っても過言ではありません。子どもたちが安心して成長できる地域経済を実現するためにも、幅広い視点で、教育の現場の実態を把握し、今後の教育開発・人間開発の一助となるべきである。
3.原点回起するために、地域で一番信頼される経済人の集まりであること
元気のない企業が集まれば必ず地域も元気がなくなる。嘆くのをやめて地域企業が手をつなぎ、知恵を絞りあう環境が必要であり、元気な企業が集まる地域「おおの」を創る。関係諸団体・行政とのコミュニケーションを密にして地域に浸透する活動を展開する。
4.原点回起するために、まちを愛し地域一体となった活動を展開すること
まちの特色を活かせる活動を行う。効率よく他団体との共同事業も視野に入れ、新たなまちづくりの創造をするための企画立案を行う。また他の地域で展開しているまちづくりの手法なども素直に取り入れ、我がまちの特色に合わせた取り組みの計画及び立案を行う。
5.原点回起するために、効率的で無駄のない活動を展開すること
青年会議所の活動は年間である程度のスケジュールが決定します。会員の時間は貴重な財産であり無駄に使う事を厳禁とする。組織を効率よく機能させるために個々の役割分担を明確にし、委員会のスケジュール管理を徹底することで、決して無駄のない活動を遂行する。特に家族にかかる負担を軽減するために、仕事とJC活動のスケジュール管理を徹底すること。
6.原点回起するために、創立45周年を大切な節目として意識すること
創立45周年という節目を迎えられるメンバーとして誇りと自信を持って、今一度(社)大野青年会議所の歴史や文化を再確認し、意識統一を徹底して全員が記念式典並びに祝賀会に係わること。そして次の50周年や60周年に向けての活動の糧となるような事業を展開して行こう。
1.人間(ひと)として、JAYCEEとしての基本的ルールの遵守
2.目的意識を常に持った活動の推進(物事の本質を見極める)
3.会員相互の基本コミュニケーション(対話)の推進
4.全員運営が出来る組織の構築(すべての会員が何らかの役割を担う)
5.効率重視で無駄のない活動・会議の推進(JC活動以外の時間も大切に)
6.45周年記念式典および記念事業の開催